公開日2020/10/15
どうも、塾講師のこうです。
解説画像だけでなく、
解き方の流れ、考え方、覚えるべきポイント
もお伝えしていきます。
また、大阪の公立高校入試倍率、部活動、大学合格実績、他の公立数学解説についてもっと知りたい方は
こちらをクリック!
僕は勉強が苦手で、努力で乗り切ってきたタイプです。
そんな僕だからこそ、勉強が苦手な人にとって分かりやすい内容になっているのではないかと思います。
※できる人にとったらまわりくどく感じるかもしれません。そんな人はそっとこのページを閉じてくださいね笑
また、問題集の解説がどうしても分かりにくいなーって思った経験ありませんか?
僕はあります。
この経験があって、ブログにもっと分かりやすい解説を載せようと思いました。
ぜひ少しでも多くの方の参考になればなと思います。
解説している問題はこちら
引用元:愛知県教育委員会
大一問
(1)〜(4)解説「計算問題」☆
符号のミスが出やすい計算問題が並んでいますね。
特に(2)はミスが出やすいです。
一度、どこでミスするのか考えてみてください。
こういうのにパッと気付けるようになればいい感じですね!
(5)解説「不等式」☆(6)「方程式の文章題」☆☆☆
(5)は確実にできるようになってほしいですね。
中1の1学期中間であたりで習うと思います。
しかし、数学が極端に苦手な人は、ここで躓きます。
こういう場合は、具体的な数字で何度も何度も同じような問題を解くことが大事です。
1、2回で出来たら苦労しませんしね。
(6)は数学が苦手な人は飛ばしてもいい問題ですね。
おそらくこれを飛ばしても差はほとんど開かないと思います。
正解する人はそこまで多くないので、偏差値50以下だとできる人はほとんどいないイメージですね。
(7)解説「二乗に比例する関数」☆☆
これを間違える人は要注意です。
絶対に何となくで問題を解いています。
また、これができない状態だと
グラフの問題、図形問題なども確実にできない印象があります。
なぜなら、この問題ができないということは
グラフをしっかり描いて解いていない
(図形問題も書き込んで考えない)
ということが言えるから。
数学が苦手な人は、ほぼ全員描くことをしません。
まず、描いて考えなさいというところから指導が始まりますね。
(8)解説「中央値」☆(9)「角度」☆☆
(8)はよくある問題ですね。
というか、これは小学校で勉強しますね。
この間、小学生に似たような問題を教えて記憶があります。
(今年度から指導が始まった内容ですけどね。)
だから、中学生ならしっかりできてほしい問題にこれからはなってきますね。
(9)もしっかりできてほしいです。
このような問題が出たら、
二等辺三角形を使うのかな?
円周角を使うのかな?
って必ず思いましょう。
数学は、問題を見ながら予測していくことも必要になってきます。
これができるようになると、数学は一気に伸びていきますね。
数学が苦手な場合、これができないんですよね。
できるようにするために必要なことは、
相手に説明できるレベルまで理解すること
です。
第二問
(1)解説「確率」☆☆
これは単に確率だけを考えたらいい問題ではなかったですね。
上のように約数の表を作ると、
どの組み合わせならカードが1枚だけ残るのか
を調べることが簡単でしたね。
え、そんな風に解くなんて思いつきません。
なんて言われそうです笑
僕だって、中学生のころは絶対に思いつかなったですよ。
では、なぜ今は思いつくのか。
それは簡単で、問題を解く量がかなり多いからです。
やはり、いろんな問題を解いて、いろんな解き方を見ると
自然とこうやって解けばいいかなってのがだんだん浮かんでくるようになります。
ぜひ、いろんな問題を解いてみてください。
これが上位校へ合格する近道です。
少し頑張ってみようかなって人は全国高校入試問題正解を解いてみてください。
今年出題された入試問題が詰まっている問題集です。
(2)解説「規則性」☆☆
これは中学受験でよく見る問題ですね笑
高校受験じゃあまり見ないので、初見で解くのは難しかったかもしれません。
しかも、見た目が難しいそうなんですよね笑
でも、上のように奇数と偶数の時になるを逆からたどっていけば答えが出てきます。
これはこうやって地道にやるしかありません。
だから、地道にできればみんな正解できる問題でもあるんですよね。
だって、難しい知識はいらないんですから。
(3)解説「関数の応用」☆☆☆
これは難しかったですね。
偏差値60後半以上の学校を受験する人以外は入試時にできなくてもいい問題だと思います。
正直、この問題で差はほとんど出ないでしょう。
上の解説とは別にもう1つ解き方(面積比を使う方法)はあるのですが、
公立中学でまず習わない解き方なので紹介はやめておきますね。
進学塾だと、もう1つの方で解くかもしれませんけど。
とりあえず、入試にこのタイプが出れば飛ばしていいと思います。
そして、全てに目を通して、最後にまた戻ってきて解けばいいですね。
時間が足りなくて解けそうにないなら、捨てて見直しに時間を使ってもいいですね。
(4)①解説「読み取る問題」☆☆☆
このような問題は、どんな状況なのかを把握することが非常に大事になってきます。
上の解説のようにきれいな図を描く必要はないので
簡単な図を描きましょう。
そうすれば、何をすべきかが見えてくると思います。
あと、今回は全て底面積が同じなので
AやBで減った水の高さがそのままCに反映されることに気付かないと解けませんでしたね。
(4)②解説「関数の応用」☆☆☆☆
これはかなり難しかったですね。
状況をかなり理解しないと正解に辿り着くのは厳しかったはずです。
また、制限時間内にこれを解くというのは特に厳しいですね。
飛ばしてもいいと思います。
僕なら落ち着いて解く自信はないので、やらないかもしれません。
まあ、落ち着いて抑えるポイントがわかればサッと解けてしまう問題でもあるんですけどね。
第三問
(1)解説「角度」☆☆
これはそこまで難しくないですね。
分かる角度をどんどん書き込んでいけば答えに辿り着くと思います。
ただ、平行四辺形の対角が等しいことに気付かない人が出てきそうですね。
あまり解いていないと、忘れたりしますしね。
ただ、しっかり正解したい問題ではあります。
(2)解説①「平面図形(周の長さ)」☆☆
一見、難しく思う人もいると思います。
しかし、この問題はぜひ正解してほしい問題ですね。
この問題と似たタイプの問題は、
学校の問題集に載っていたりするので頑張って正解しちゃいましょう!
(2)解説②「平面図形の応用(面積)」☆☆☆☆
難易度を☆3つか4つにするか悩みました。
微妙なところですが、一応☆4つにしています。
この問題は、いろんな解き方があると思います。
僕は、高校受験で結構大事な知識を使って解いてみました。
(まあ、最初に思いついたのがこの解き方なんですが笑)
他の解き方で解いた人も、
あー、こんな解き方でもできるんだーって思ってもらえれば嬉しいです。
同じ解き方なら、気が合うかもしれませんね笑
(3)解説①「立体図形の面積」☆☆
円の面積を求めるためには、
必ず円の半径が必要になります。
だから、この問題を見たときに
「最初に半径を求めないと」
と考えることができれば最高ですね。
これができれば正解できたでしょう!
(3)解説②「平面図形の応用(体積)」☆☆☆☆
展開図を組み立てると、プリン型の立体ができますね!
もうこれは定番の問題なので
上位校を受験する人は確実に取らなければならない問題ですね。
時間が足らなくてこの問題が解けなかった人は、非常にもったいないです。
最後の問題だから、難しい問題とは限りません。
どの問題が難しいのかを見極める力も上位校を合格するのには必要です。
ぜひこの辺りも考えながら、問題を解いてみてくださいね!
難易度☆マークの説明
難易度の説明
☆:全員解けなければならない問題
☆☆:標準問題(B問題採用校受験の人は解けるようにすべき問題)
☆☆☆:応用問題(C問題採用校受験の人は解けるようにすべき問題)
☆☆☆☆:チャレンジ問題(解けなくても合格できるであろう問題)
大阪の受験生向け
A問題採用校受験の人は、☆の問題のみ解いていきましょう。
B問題採用校受験の人は、☆と☆☆の問題をまず解けるようにして、余裕があれば☆☆☆まで解けるようにすると最高です。
C問題採用受験の人は、☆~☆☆☆を全部解けるようにしましょう。そして、できなくてもいいので☆☆☆☆は必ずチャレンジしてください。
今回は2020年愛知県公立高校入試数学Bをお伝えしました。
これから少しずつ公開していきますので、参考になる方が1人でもいれば嬉しいです。
数ある中の1つの意見として読んでいただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。