公開日2022/09/17
どうも、塾講師のこうです。
解説画像だけでなく、
解き方の流れ、考え方、覚えるべきポイント
もお伝えしていきます。
自分の勉強のために解説を書いています。
間違い等あればお気軽に指摘してくれると嬉しいです。
また、大阪の公立高校入試倍率、部活動、大学合格実績、他の公立数学解説についてもっと知りたい方は
こちらをクリック!
解説している問題はこちら
第一問
(1)〜(6)解説「計算問題」☆
ここは確実にすべて正解したいところです。
もしここで満点を狙えない人は、
過去問の計算問題を何回も解くようにしましょう。
これでもまだ不安な人は、学校の先生か塾の先生に入試に出やすい問題をもらいましょう!
第二問
(1)(2)解説「計算問題」☆(3)「不等式」☆(4)「連立方程式」☆
(1)は確実に正解したいところですが、正負のミスに気を付けましょう。
(2)は上の解説では計算式を書いていますが、
0度からの差をA市とB市それぞれで考える方が分かりやすいかもしれませんね。
A市は、0度から5.3度高い
B市は、0度から0.4度低い
このことから、2つを足すことにより
5.7度の差があることが分かります。
(3)は出来ましたでしょうか?
文字を使った文章題になると、できなくなる人は結構います。
そういう人は、文字を数字に置き換えて一度考え直すといいかもしれませんね。
(4)は連立方程式です。
これは確実に正解できるようにしておきましょう。
少し不安がある人は、中2の問題集を持って来てしっかり復習しておきましょう。
連立方程式は、学校の問題集ができるようになっていれば問題ありません。
(5)解説「因数分解」☆(6)「中央値」☆(7)「確率」☆
(5)は因数分解ですが、これは確実にできてほしい問題になります。
これが出来なかった人は、学校の先生に、中3の問題集を持っていって、この問題と同じ問題がどれなのか聞いて何度も解いてみてください。
少し解けば、必ず解けるようになるはずです。
(6)中央値の問題はとても簡単です。
解き方を知っているかどうかだけの話です。
もし解けなかった人は次のことを必ず覚えておいてください。
①小さい順に並べ替える
②真ん中の数字が答えとなる
たったこれだけです。
※これだけだと解けない問題も割とありますが、まず、この問題を解くためには上のことを覚えていれば問題ありません。
(7)は確率です。
確率は上のように表を使って解くことをおすすめします。
表さえ作ってしまえば、簡単に解けるようになるので出来るようにしておきましょう!
(8)解説「一次関数」☆☆(9)「2乗に比例する関数」☆☆
一次関数のグラフの問題は、
・右上がり or 右下がり
・切片がどこを通っているか
に注目しましょう。
右上がりか右下がりかは、傾きを見ればわかります。
もし分からない場合、必ず先生に聞きに行きましょう!
(9)は代入するだけの問題なので、確実に正解したい問題です。
これが分からない場合、明らかに問題を解く量が不足しています。
難しい問題をたくさん解く必要はないので、
過去5年分くらいの数学のA問題を解きましょう!
やり方としては、
5年分の大問1
↓
5年分の大問2
のように大問ごとに解いていけばいいと思います。
(10)①解説「平行」☆☆②「体積」
①の問題は出来ましたか?
これを落としているとかなりしんどくなるので、きっちり正解していきましょう。
これ以外にも、垂直、ねじれの位置なども聞かれるので
どれが聞かれても良いようにしておきましょう。
②は、体積を求める公式をしっかり覚えておく必要があります。
そして、公式を覚えたうえで、数字ではなく、文字が出てきても解けるようにしておきましょう。
文字が出てきた途端、できなくなる人がいますが
これは何回か問題を解いていれば必ずできるようになります。
できるようになるまで繰り返しましょう。
第三問
(1)(2)解説「関数(規則性・連立方程式)」☆☆
このタイプの問題は、大阪の入試問題で毎年出題されます。
まず、問題文、表をじっくり見て
どんな規則なのかしっかり見極めましょう。
規則さえ分かってしまえば、(1)①、(2)は表の続きを書いて地道に解いても正解できちゃいます。
そして、できれば(1)②の式を求められるようにしておきましょう!
この式を求めるのも解き方は決まっているので、確実に正解したい問題になります。
第四問
(1)解説「角度」☆☆(2)「辺の長さ(三平方の定理)」
(1)は、確実に正解しましょう。
(2)は、三平方の定理を使うだけの問題ですが
この問題より前の問題で、解けない問題が多数ある場合
この問題は捨ててもいいかと思います。
ただ、難しい問題ではないので、少しでも余裕がある人は解けるようにしておきましょう!
(3)解説「相似」☆☆
できれば、数学のA問題の証明問題は解けるようになってほしいです。
一見、難しそうに見えるのは分かりますが
絶対に解けるようになる問題です。
もし現時点で解けない状態の場合、
自力で解くようなことはせずに
必ず学校、塾の先生のどちらかに聞きましょう。
そして、次のように質問してみてください。
「必ずできるようにしたいので、先生ならこの問題をどのように解くのか見せてくれませんか」
このように聞けば、確実に正解できるような解き方を教えてくれるはずです。
(4)解説「平面図形(辺の長さ)」☆☆☆
この問題は捨ててください。
この問題を解けるようにしてほしいのは、
この問題以外が余裕で解けるようになっている人だけです。
そうでなければ、この問題は解ける必要はないです。
総括
難易度は例年通りかなと思います。数学のA問題で大事なことは、できる問題を増やすという意識を持つことです。解説の途中でも書きましたが、5年分くらいの過去問を大問ごとに解いていきましょう。これを繰り返すだけで、だんだん似たような問題ばかり出ていることに気付くはずです。これに気付ければ、あとはもう大丈夫。その似たような問題を必ずできるようになるまで繰り返しましょう。
難易度☆マークの説明
難易度の説明
☆:全員解けなければならない問題
☆☆:標準問題(B問題採用校受験の人は解けるようにすべき問題)
☆☆☆:応用問題(C問題採用校受験の人は解けるようにすべき問題)
☆☆☆☆:チャレンジ問題(解けなくても合格できるであろう問題)
大阪の受験生向け
A問題採用校受験の人は、☆の問題のみ解いていきましょう。
B問題採用校受験の人は、☆と☆☆の問題をまず解けるようにして、余裕があれば☆☆☆まで解けるようにすると最高です。
C問題採用受験の人は、☆~☆☆☆を全部解けるようにしましょう。そして、できなくてもいいので☆☆☆☆は必ずチャレンジしてください。
上位校を目指す人へおすすめの問題集
2021年に行われた全国の入試問題が収録された問題集です。
特に上位校を目指す人は必ず解いている!
と言っていいものになります。
意欲がある人はぜひ購入しどんどんチャレンジしましょう!
今回は2022年大阪府公立高校入試数学B問題をお伝えしました。
これから少しずつ公開していきますので、参考になる方が1人でもいれば嬉しいです。
数ある中の1つの意見として読んでいただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。