
※2022年3月13日公開/2026年4月リライト更新
この記事でわかること
✅ 2022年度 大阪府公立高校入試 数学B問題の出題内容と難易度
✅ B問題で合格点(60〜70点)を確実に確保する3つの戦略
✅ 大問ごとの手書き解答付き解説と捨て問判断
どうも、塾講師のこうです。
2022年度の大阪公立高校入試・数学B問題は「大問1〜2の基礎で6割を確実に取り、大問3で部分点を稼ぐ」のが合格ライン。難問が並ぶ大問4は☆☆☆を捨ててもよく、☆〜☆☆だけを冷静に拾えばB問題採用校(偏差値50〜60)なら十分合格圏に届きます。
本記事では、2022年B問題の構成を大問ごとに整理し、各設問の手書き解答を付けて、B問題受験校の中3生が「どこで点を取るか/捨てるか」を明確にします。
【結論】B問題で合格点を確保する3戦略
💡 3つの戦略
1. 大問1の計算と大問2の小問集合で6割(満点約54点/40〜45点を狙う)
2. 大問3(関数)は☆☆まで完答(部分点込みで7〜8割)
3. 大問4(図形)は☆☆☆を捨て、☆〜☆☆だけ拾う
この3点で、B問題満点90点中60〜70点が現実的に確保できます。偏差値55〜60の公立志望なら十分合格圏です。
大問構成と難易度マップ
| 大問 | 内容 | 難易度 | B受験者の目標 |
|---|---|---|---|
| 大問1 | 計算問題6問 | ☆ | 満点必須 |
| 大問2 | 小問集合(方程式・確率・関数など8問) | ☆〜☆☆☆ | ☆☆まで完答 |
| 大問3 | 関数(規則性・連立方程式) | ☆☆ | 満点狙い |
| 大問4 | 平面・空間図形(相似証明・三平方) | ☆☆〜☆☆☆ | ☆☆まで取れれば合格圏 |
大問1:計算問題(1)〜(6)
難易度☆。1問のミスが合否に直結するレベルなので満点必須です。展開公式の符号、分数の通分、平方根の計算など定型パターンを5分以内に処理するトレーニングをしましょう。

大問2:小問集合(1)〜(8)
(1)〜(2) 方程式・解の公式
難易度☆〜☆☆。基本パターンの方程式と解の公式。解の公式は丸暗記で対処可能です。

(3) 資料の活用
難易度☆☆。中央値・平均値・最頻値などの定義を確認しておけば取れる確実問題です。

(4)〜(5) 確率・整数
難易度☆☆。確率は樹形図か表で全パターンを書き出すのが鉄則。整数問題は条件を整理して候補を絞り込みます。

(6) 円周角の定理
難易度☆☆。円周角と中心角の関係、同じ弧に対する円周角は等しいなど、基本定理の組み合わせで解けます。

(7) 平方根
難易度☆☆。平方根の整理と整数部分の判定。「√をつけたまま比較しない」のが定石です。

(8) 関数(座標)
難易度☆☆☆。手順が多く、思考過程の整理が必要な発展問題。「次に何をするか常に考える」姿勢で手を動かせば届きます。


📌 大問2攻略のコツ
✔ 解ける問題から順に処理(順番通りに解く必要なし)
✔ ☆☆☆問題で5分以上止まったら飛ばして次へ
✔ 確率・資料の活用は定義の暗記で取れる確実問題
大問3:関数(規則性と連立方程式の融合)
(1) ①〜③ 規則性の把握
難易度☆☆。規則性問題は表に書き出して規則を見つけるのが王道。式だけで考えようとせず、3〜5パターン書き出してパターンを言語化してから式に落とします。

(2) 連立方程式
難易度☆☆。前問で見つけた規則を使って連立方程式を立てる。偏差値55以上の学校志望なら満点必須です。

大問4-Ⅰ:平面図形(相似と三平方)
(1) 相似証明
難易度☆☆。記述で部分点が狙える大事な問題。「2組の角がそれぞれ等しい」など相似条件は1行は必ず書きましょう。

(2)① 辺の長さ
難易度☆☆。相似比から辺の長さを求める基本問題。

(2)② 面積(発展)
難易度☆☆☆。複数の相似と三平方を組み合わせる発展問題。B受験者は完答できなくても部分点を狙う姿勢で。



大問4-Ⅱ:空間図形
(3) ねじれの位置
難易度☆☆。立方体や直方体の辺どうしがどの位置関係にあるかを判定する基本問題。

(4)① 立体の辺の長さ
難易度☆☆。空間内で三平方の定理を適切に使えば取れる問題。

(4)② 立体の体積(発展)
難易度☆☆☆。空間内の切断面・補助線を考える発展問題。C問題採用校向けの応用レベルまで含まれるため、B受験者は割り切って捨ててもOK。


偏差値帯別の取り組み方
| 志望校の偏差値 | 目標点数 | 狙う問題 |
|---|---|---|
| 偏差値50前後 | 50点 | 大問1満点+大問2の☆問題+大問3の前半 |
| 偏差値55前後 | 60点 | 大問1満点+大問2☆☆まで+大問3完答 |
| 偏差値60前後 | 70点 | 大問1〜3完答+大問4の☆〜☆☆ |
【まとめ】B問題は「捨てる勇気」が合否を分ける
B問題は満点を狙う試験ではありません。確実に取れる問題を漏らさず取り、難問は割り切って捨てる戦略が合格への近道です。完答できない問題でも途中式を残して部分点を狙う姿勢を、過去問演習のうちから徹底してください。
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この記事を書いた人:現役塾講師のこう。大阪の個別指導塾で勤務、中学受験〜高校受験まで指導歴15年以上。X(Twitter)で更新通知/お問い合わせ