公開日2020/08/06
どうも、塾講師のこうです。
解説画像だけでなく、
解き方の流れ、考え方、覚えるべきポイント
もお伝えしていきます。
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全国の入試問題を少しずつ解説しています。
また、大阪の公立高校入試倍率、大学合格実績、部活動について書いています。
気になる方はクリックしてみてください。
僕は勉強が苦手で、努力で乗り切ってきたタイプです。
そんな僕だからこそ、勉強が苦手な人にとって分かりやすい内容になっているのではないかと思います。
※できる人にとったらまわりくどく感じるかもしれません。そんな人はそっとこのページを閉じてくださいね笑
また、問題集の解説がどうしても分かりにくいなーって思った経験ありませんか?
僕はあります。
この経験があって、ブログにもっと分かりやすい解説を載せようと思いました。
ぜひ少しでも多くの方の参考になればなと思います。
解説している問題を見たい方はこちらからどうぞ。
引用元:福島テレビ
第一問
(1)解説「計算問題」☆(2)「比例式」☆
(1)①〜④の正答率は全て90%を超えています。
つまり、公立高校に合格するためには一問も落とせないということです。
しかし、ミスは付き物なのでミスを見つけようとする習慣を身につけましょう。
(2)は比例の問題ですね。
正答率は81.8%と高いですが、出来ない生徒はちらほらいますね。
間違えている、出来ない生徒には
比例の式は言える?
からいつも解説は始まります。
まあ、だいたいこれが言えないから解けないので笑
で、その時に
aの名前は、比例定数で
比例の式は、直線で原点を通るよ
みたいな説明は一切しません。
わからない問題なのに、
さらに
わからない言葉を並べられても余計にわからないですからね。
第二問
(1)解説「方程式」☆(2)「方程式」☆☆
この2問の正答率は低すぎますね。
そこまで難易度が高い問題じゃないので。
(1)はあまり入試問題で見ることは少ないかもですね。
ただ、定期試験では割と見る問題です。
確実に正解したい問題でした。
(2)の正答率が7.1%ですか。
これはかなり衝撃的な数値ですね。
早急に手を打たないとダメな状況です。
割合は、苦手な人が多い問題であるのは間違いないですが、
上位人でもできていない人がいるってことですからね。
小学生内容で分かっていない部分がある人が多いってことは明らかです。
(3)解説「グラフの読み取り」☆☆(4)「円錐の側面積」☆☆
(3)は中学受験でよく見る問題です。
グラフの状況さえ、しっかり理解できればものすごく簡単な問題です。
同じ方向に進めば、追い越す
逆方向に進めば、出会う
ってことはグラフを見れば一目瞭然ですからね。
(4)はかなり頻出の問題です。
上の解説のような解き方が一般的ですが
実は必殺技みたいに一瞬で答えが出ちゃいます。
まあ、公式だけに頼る解き方しかできないのは嫌なので、滅多に教えませんが。
そこそこできる生徒ににしか教えませんね。
(5)解説「コンパスを使った作図」☆☆
✖️印はコンパスの針を指すところ
使っている知識自体は、そこまで難しくありません。
しかし、授業で解いたことはほとんどないでしょう。
基本的な解き方は知っているけど、そこから応用して作図する授業はほとんどありません。
どうしても、作図は軽視されがちな単元です。
特に、学校のような集団授業だと指導は難しいのでしょうがないですが。
この問題は、
垂直二等分線
円周角が90度になるときの状況
をしっかり分かっていれば問題ないはずです。
でも、この知識はかなりの生徒が知っているでしょう。
では、なぜ解けないのか。
それは、普段から考えるという経験が圧倒的に少ないからです。
だから、なるべく考える時間を大事にして取り組んでほしいなと思います。
(5)解説「コンパスを使った作図」アニメーション
✖️印はコンパスの針を指すところ
第三問
(1)①解説「確率」☆②「確率」☆☆
①の問題は正答率は高いですが、②の正答率は低いですね。
上の表のように1つ1つ調べれば、どちらもそこまで難しくはありません。
おそらく数え漏れがある人が多かったのでしょう。
上の表のようにすべて書き出してから探すとそういったミスはかなり減るはずです。
(2)①解説「平均値」☆②「資料の整理(平均値)」☆☆
①は正答率が高いですが、小学校で習う内容なんですよね。
なぜ高校入試で出題されるのか正直分からない。
ただ、福島だけでなく、他でも結構見ます。
中学でも平均は習いますが、階級値や度数が絡むんでちょっと違うんですよね。
もし出すなら中学で習う平均値を求める問題を出して欲しいなといつも思います笑
②については、苦手な人が割と多い印象です。
ただ説明すれば、すぐにわかってくれる人が大半です。
しっかり解いてみましょう。
そして、わからなければ、
解説を見てしっかり
理解して
何も見ずに答えを書いてみましょう。
この作業をいくつかの同じような問題でやっておけば
必ずできるようになります。
第四問
(1)解説「連立方程式の文章題」☆☆
これに似た問題は、問題集に間違いなく載っています。
なんなら昨日教えました笑
中2の内容ですね。
この内容はしっかり出来ていないとかなり心配になります。
このタイプができない生徒は、数学がかなりできないことがほとんどなので。
というか、教科書が読めない状態だと思います。
こいう生徒の多くは、国名を聞かれているのに、人の名前を答えたりするんですよね。
勉強以外のところで問題が数多くあると思うので、
勉強する内容を下げて書いてある内容がわかるレベルからやり直した方がいいかもしれません。
(2)解説「連立方程式の文章題」☆☆
これもそこまで難しくないんですよね。
きっと解けた人は、簡単やん!って思っていると思います。
機械的に解くのではなく、しっかり自分で考えて解きましょう。
これを繰り返しているかの違いです。
もちろん、一回で理解できる人もいれば、五回目で理解できる人もいると思います。
理解力の差なんてどうでもいいんです。
できなければ、繰り返すだけ。
結局、ある程度のレベルまではやってるか、やっていないかの違いです。
できてなければ、どんどん繰り返しましょう!
ただ、繰り返すことができない状態なら、周りの協力が不可欠です。
ぜひ協力してあげてください。
第五問
解説「平行四辺形の証明問題」☆☆☆☆
いやー、この問題は難しすぎますね笑
この1問の中で、3つの証明をしなければなりませんでした。
その証明の内容は、
相似1つ
平行四辺形2つ
ですね。
2つくらいは割と見ますが
3つはほとんど見たことがないですね。
これを正解した人は、間違いなくトップ校に合格していますね。
まあ、普通はできなくていい問題と思います笑
第六問
(1)解説「二乗に比例する関数」☆
二乗に比例する関数のa(比例定数)を求める時は、
そのグラフ上の座標が分かっている必要があります。
この問題ができない人は、
この考え方をできていないだけです。
決して難しい問題ではないので、
しっかりできるようにしておきましょう。
(2)①解説「二乗に比例する関数と図形」☆☆
この問題は周の長さを求める問題です。
周の長さを求めるためにやるべきことは、
長方形の各頂点の座標を求めることです。
これさえできてしまえば、答えは出せたはずです。
答えを出すために、
何をすべきなのか
をしっかり意識して問題を解くようにしていきましょう。
(2)2解説「二乗に比例する関数と図形」☆☆☆
この問題は(2)①の問題より難易度は高いです。
しかし、やるべきことはそこまで変わりません。
周の長さが等しくなるということなので、
長方形STPQの周の長さ
と
線分QRを一辺とする正方形の周の長さ
文字を使って表し、方程式を立てることができますね。
この問題に関しても、やることは同じです。
周の長さを求めるためには、
各頂点の座標を求めることが必要です。
先ほども言いましたが、
答えを求めるために何をすべきなのか
をしっかり考えることが非常に大事です。
これができるようになれば、数学は一気にできるようになります。
第七問
(1)解説「空間図形(辺の長さ)」☆
この問題は直角二等辺三角形だったので辺の比を使って解きました。
しかし、三平方の定理を使っても解けるので好きな方を使ってくださね。
難しい問題ではないので、大問7において最低この問題は正解しないといけません。
(2)解説「空間図形(面積)」☆☆☆
この問題は、台形の面積を求める問題です。
台形の面積を求めるためには、
上底、下底、高さが分からないといけません。
ただ、これらを求める方法は難しくはありません。
上の解説のように、比を使ったり、三平方の定理を使ったりするだけです。
できれば、確実に正解してほしい問題になってきます。
(3)解説「空間図形の応用(体積)」☆☆☆☆
正直、この問題は難しいですね。
一番最初の図は描けなくて構わないので、イメージできるようになっておきましょう。
そして、2つ目の図はしっかり描けるようになってほしいです。
このような図が描けないと、この問題は解くことはできないでしょう。
いきなり同じような図を描ける必要はありません。
最初は、真似しながらで構わないので少しずつできるようにしていきましょう。
そして、1番の難所は4つ目の図(右側の2つ目)を描けるかどうかですね。
この考え方は、結構出題されます。
大阪でも今年出てたような気がしますし、他の都道府県でも出てたと思います。
つまり、毎年、どこかの都道府県で出題されるような問題だということですね。
ぜひ、上位校を受験する人は、しっかり描けるようになっておきましょう。
では、続きです。
ここからは、そこまで難しくありません。
難易度☆マークの説明
難易度の説明
☆:全員解けなければならない問題
☆☆:標準問題(B問題採用校受験の人は解けるようにすべき問題)
☆☆☆:応用問題(C問題採用校受験の人は解けるようにすべき問題)
☆☆☆☆:チャレンジ問題(解けなくても合格できるであろう問題)
大阪の受験生向け
A問題採用校受験の人は、☆の問題のみ解いていきましょう。
B問題採用校受験の人は、☆と☆☆の問題をまず解けるようにして、余裕があれば☆☆☆まで解けるようにすると最高です。
C問題採用受験の人は、☆~☆☆☆を全部解けるようにしましょう。そして、できなくてもいいので☆☆☆☆は必ずチャレンジしてください。
日本全国の高校入試数学の解説を見たい方
上位校は目指す人は必ず日本全国の入試問題にチャレンジするべきです!
今回は2020年福島県公立高校入試数学をお伝えしました。
これから少しずつ公開していきますので、参考になる方が1人でもいれば嬉しいです。
数ある中の1つの意見として読んでいただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。