公開日2020/05/09
どうも、塾講師のこうです。
解説画像だけでなく、
解き方の流れ、考え方、覚えるべきポイント
もお伝えしていきます。
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全国の入試問題を少しずつ解説しています。
また、大阪の公立高校入試倍率、大学合格実績、部活動について書いています。
気になる方はクリックしてみてください。
僕は勉強が苦手で、努力で乗り切ってきたタイプです。
そんな僕だからこそ、勉強が苦手な人にとって分かりやすい内容になっているのではないかと思います。
※できる人にとったらまわりくどく感じるかもしれません。そんな人はそっとこのページを閉じてくださいね笑
また、問題集の解説がどうしても分かりにくいなーって思った経験ありませんか?
僕はあります。
この経験があって、ブログにもっと分かりやすい解説を載せようと思いました。
ぜひ少しでも多くの方の参考になればなと思います。
解説している問題を見たい方は下のリンクからどうぞ。
東京新聞:2020年首都圏公立高校入試(TOKYO Web)
第一問
(1)〜(3)解説「計算問題・方程式・不等式」☆
茨城県は最初基本的な計算問題がなかったのにビックリしました。
しかし、特に難しくありません。
(2)は対角線が絡んだ問題がたまに出題されます。
ひし形の面積の求め方を忘れてしまってる方は、必ず確認しておきましょう。
(4)解説「コンパスを使った作図」☆
折り返しの問題は、必ず半分になる部分が存在します。
これは実際に紙を折って確かめてみましょう。
この内容は、小学6年生の線対称で習います。
これが分かれば、あとは垂直二等分線を引くだけですね。
作図の問題は、手順を覚えることから始まります。
ぜひ下のアニメーションを参考にしてください。
(4)解説「コンパスを使った作図」アニメーション
✖️印はコンパスの針を指す部分
第二問
(1)解説「文字式の証明問題(穴埋め)」☆☆
この問題は問題集に必ず載っていますよね。
例えば、
567は、100が5個、10が6個、1が7個
という風に考えることができます。
つまり、
567=100×5+10×6+1×7
となります。
これさえ、分かっていれば解ける問題でした。
また、今回は穴埋め問題でしたが、最初から最後まで書けるようになっていてほしいですね。
(2)解説「連立方程式」☆☆
アの方程式を立てるのは簡単ですね。
問題はイの方でしょうか。
2割引ということは、8割の値段で売っていることになるますね。
これさえ分かれば解ける問題ではあります。
しかし、解けない人が結構多い。
原因はどこあるにか。
それは、小学校内容で分からないままにしているところです。
特に、6年生のつまずくポイントの一つに挙げられる割合でつまづいています。
もしかすると、少数のかけ算、割り算でつまづいている可能性も十分あります。
もしここでつまづいているなら、小学校内容に一度戻って復習したほうがいいです。
(3)解説「関数(座標)」☆☆
これは定番の問題ですね。
ただ、ここで問題が途切れるのはもったいない感じがしてしまいます。
個人的にあと2問くらい続いてほしい。
解く流れとしては、
点を求めたい
↓
直線を求める必要がある
↓
2点の座標が必要
って感じですね。
この問題を見たらこの流れを即答するようになってないといけません。
つまり、この問題を見て考えているようではダメだと言うことであり、勉強不足であることを自覚しなければなりません。
(3)解説「確率」☆☆
この問題は上の解説のように、
図に書き込み
表を書くこと
を強くおすすめします。
今まで何度も言っていますが、
入試は速くできるだけでなく、正確に解く必要があります。
そして、人間はどうしてもミスをしてしまいます。つまり、見直しまで考える必要があるということです。
明らかに難しい問題に時間を使うなら見直しに時間を使った方が合格する可能性は高まるはずです。
以上をまとめると、
速く正確に解くのは当然として、見直しのことまで考えたとき、上の解き方がベストだと僕は思います。
第三問
(1)解説「円周角」☆☆
二等辺三角形と円周角の定理を使う問題でしたね。
よくある問題なので、見たことあるって思った人も結構いたかもしれませんね。
(2)①解説「合同の証明問題」☆☆(2)②「相似比の利用(辺の長さ)」☆☆
①の証明問題はよくあるパターンですね。
だから、非常に取り組みやすい問題でした。
②はよくある問題ですが、苦戦する人が非常に多いです。
学校や塾の問題集に必ず載っているような問題ですね。
円周角、二等辺三角形の組み合わせが来たら、相似で解くと覚えてもいいくらいです。
第四問
(1)〜(3)解説「グラフを読み取る問題」☆☆
(1)のような問題をしっかりできるようになってほしいです。
グラフがあれば、2点の座標があれば、式を求められる人はたくさんいます。
次のステップとしては、文章から式を求められるようになってほしいです。
このような問題だったり、速さの問題でも同様のことが言えます。
これができるようになれば、数学の点数は10点前後上がるはずです。
(2)(3)はグラフをしっかり見て読み取る必要性があります。
また、グラフが片方しか書いていない場合、もう一つのグラフを書き込むことは当たり前のようにしていきましょう。
これを知らない場合、問題を解く量が少ないとしか言いようがありません。
もしくは、できないままにしていたに違いありません。
グラフさえ書けてたら、あとはその二つのグラフを比較していくだけです。
ぜひ、解けるようになっていきましょう。
第五問
(1)〜(3)解説「最頻値・相対度数・記述」☆☆☆
ここは答え方に注意してほしい問題ですね。
(1)だと、階級値で答えなければなりません。
しかし、階級で答える人がかなりいます。
(2)の間違いはそこまで多くないですが、小数のまま答えちゃう人も割といます。
何を聞かれているのか、どんな風に答えなければならないのかをしっかりチェックしましょう。
(3)は解答より具体的に書いてみました。
解答のような書き方が理想だと思うので、わかる方は解答の書き方でお願いしますね。
第六問
(1)解説「立面図・平面図」☆
解説に立面図を真横からと書いてますが、真正面の方が良かったですね。
あと、図の矢印は真正面から見る方向を示しています。
まあ、ここは言葉の意味さえ間違えなければ特に問題ないかと思います。
ただ、こういう問題が苦手な人がたまにいます。
あと、ねじれの位置、展開図でどこの点と点が重なるとかも苦手のはずです。
こういう問題は感覚でできちゃう人も結構いるんですよね。
この違いは幼少期にどれだけブロックや積木で遊んでいたかが全てです。
もちろん例外の人もいます。
じゃあ、どうすればいいのか。
こういうところが先生の腕の見せどころですよね笑
こういうところを先生に保護者の人が質問するといろいろ分かりますね。
(2)解説「空間図形(面積)」☆☆(3)「空間図形(体積)」☆☆☆
(2)は長方形の面積を求めるのに必要な縦と横の長さが分かれば求めることができますね。
片方は分かっているので、三平方の定理を使えば終わる問題でした。
(3)は解説の青い線が三角錐の高さだと分かるかが全てでしたね。
ここに気づけば、あとはどうやってこの高さを求めるかを考えるだけです。
僕は三角形の面積を使って高さを出しました。
たぶん、これが一番簡単じゃないかな?
とりあえず、上位校に合格するためには落としたくない問題ですね。
難易度☆マークの説明
難易度の説明
☆:全員解けなければならない問題
☆☆:標準問題(B問題採用校受験の人は解けるようにすべき問題)
☆☆☆:応用問題(C問題採用校受験の人は解けるようにすべき問題)
☆☆☆☆:チャレンジ問題(解けなくても合格できるであろう問題)
大阪の受験生向け
A問題採用校受験の人は、☆の問題のみ解いていきましょう。
B問題採用校受験の人は、☆と☆☆の問題をまず解けるようにして、余裕があれば☆☆☆まで解けるようにすると最高です。
C問題採用受験の人は、☆~☆☆☆を全部解けるようにしましょう。そして、できなくてもいいので☆☆☆☆は必ずチャレンジしてください。
日本全国の高校入試数学の解説を見たい方
上位校は目指す人は必ず日本全国の入試問題にチャレンジするべきです!
今回は2020年茨城県公立高校入試数学をお伝えしました。
これから少しずつ公開していきますので、参考になる方が1人でもいれば嬉しいです。
数ある中の1つの意見として読んでいただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。