投稿日2020/01/10
どうも、塾講師のこうです。
2020年になりましたね。ってことは、中学の入学式までもうすぐということです。
塾では毎年6月から7月にかけて必ず入学希望者が一定数います。
その多くは、子どもの1学期の中間試験の結果に愕然とした、1学期の内申点のひどさにびっくりしたなどが理由です。
正直、このタイミングで気付くのは遅いです。何事も最初につまづくと、そこから挽回するのは本当に難しいのです。だから、初めが肝心だと何においても言われるのです。
このようにならないために、気付くタイミングを少しでも早めてほしいという思いでこの記事を書きました。
この記事はこんな方におすすめ
・小学校の通知表はそこそこ良いけど、中学の勉強についていけるか不安な保護者の方
・小学校のテストでは80点以上ばかりだけど、復習してみると全くできなくなっていて危機感を抱いている保護者の方
・小学校のテストでいい点数が取れていなくて危機感を抱いている保護者の方
塾講師が思う中学入学までにできていてほしいこと4選
〖算数編〗計算
中学生になると数学が全然できなくなる生徒がいます。そのような生徒は、分数・小数の計算でつまづいていることが多いです。
もちろん、全く分かってないわけじゃないです。でも、分数のかけ算を通分したり、帯分数のままかけ算したりしています。
このような状況で中学の勉強ができるでしょうか?
中学の授業で説明されていても、それ以前に小学校内容の計算で手が止まっているのです。それでは、いくら説明されていても右から左へ聞き流しているのは確実ですよね。しかも、分からないことが毎日増える一方なのです。
だから、小学生の計算に関して分からないところがあってはダメなのです。
普段100点ばかり取っている子であっても、ど忘れしてできなくなっていることも普通に見受けられます。だって、学校のテストは勉強した直後に行われるのだから。
だから、中学入学までに小学生で習う計算は全てできるようしてほしいので、おすすめの問題集を紹介したいと思います。
6年間の計算を総復習させたい方におすすめです。
分数や小数以前に、たし算・ひき算・かけ算・わり算が遅くて何とかしたい方におすすめです。
〖算数編〗割合
お子さんに0.8を、百分率や歩合にしてみてと試しに聞いてみてください。
もしかすると、「ひゃくぶんりつ?ぶあい?ってな~に?」って質問返しされるかもしれませんね笑
安心してください。このような生徒は毎年います。
もし、そのような状況なら今知れたので良かったですね。
これからしっかり対策していきましょう。
5年生の教科書に百分率・歩合の内容は載っているのでそれで十分足ります。
そして、百分率・歩合がしっかり言えるようになれば、割合の文章問題を解いていきましょう。ここで多くの生徒がつまづきます。
しかし、ここでつまづいていると、中学で確実に数学は苦手な科目になってしまいますし、理科でも苦手な単元が出てきてしまいます。
だから、得意までにならなくてもいいので、とりあえず、解けるかな?ってくらいまでになることを目標にしましょう。最悪覚えてしまってもいいです。
だって、覚えることができるようになる一歩なのでだから。
ここで、割合の文章問題が載っているおすすめのプリントを紹介したいと思います。
割合の文章問題を解かせたい方におすすめ。
ホームページ上でダウンロードし印刷することができます。(※個人利用に限り無料)
百分率や歩合の問題からやらせたい方におすすめ。
ホームページ上でダウンロードし印刷することができます。(※無料)
〖算数編〗速さ
※2020年度から速さの単元は小学6年生から小学5年生に移行されます。よって、現小学5年生はすでに学習済みです。
割合と同じく、苦手な人が多いですね。この単元もできないと、中学の数学だけでなく理科も苦手な分野ができてしまいます。
まず、時速⇔分速⇔秒速の変換を確実にできるようにしましょう。
意外とスムーズにできない人が多いです。
これができれば、学校でよく習う「は・じ・き」や「み・は・じ」の公式を使って、速さ、時間、距離(道のり)を求める文章問題を解いていきましょう。
※僕個人的には、この公式を使うのは嫌いなんですけどね笑
僕の小言はさておき、まず、解けることが大事なのでしっかり速さの文章問題を解けるようにおすすめのプリントを紹介したいと思います。
速さ・時間・距離(道のり)の文章問題をしっかりできるようにさせたい方におすすめ。
ホームページ上でダウンロードし印刷することができます。(※無料)
〖国語編〗小学6年間に習う漢字
※2020年度から小学生で習う漢字は1006字から1026字に増えました。
国語が苦手で困っているって方いませんか?はい、僕です笑
僕の経験上、国語が苦手になる原因は、漢字を知らなさすぎることです。
え、漢字はある程度書けてるけど、国語が苦手なんだけど・・・。
こういう人は要注意です。
漢字を書けたり、読めたりすることは当然として、意味までしっかり覚えることが大事です。漢字は書けるけど、国語が苦手な場合、下のような間違いが多くないですか?
■以下のカタカナを漢字に直しなさい。
ガンカに広がる草原
✖眼科
〇眼下
※これは今通っている小学6年生の生徒が実際に間違えたものです。
同じ読み方だけど、違う感じを書いている・・・。
この間違いをしていると、文章問題も間違って読み取っている可能性が高くなるのが予想できますよね?
もちろん、文章の読み方も大事です。しかし、漢字を知らないと文章の意味が分からないのは当然です。小説は分かるけど、評論みたいな難しい問題は苦手・・・って方は要注意です。きっとひらがなを一音一音読んでいるのような状況と同じになっているはずです。
だから、中学に入ってから国語で少しでもつまづかないようにするために、小学校で習う漢字をマスターするための問題集を紹介したいと思います。
小学生の漢字1026字を書き順とともにマスターさせたい方におすすめ。
以上となります。
中学生活を有意義に過ごすためにも今から準備していきましょう。