どうも、塾講師のこうです。
今年度に行われた大阪府公立入試問題の解き方を少しずつ僕なりにお伝えしたいと思います。
ちなみに、大阪の数学Cは全国の入試問題でもトップレベルの難易度だと言われています。ぜひ少しでも解けるように頑張って下さい。
今回は数学Cの大問1(1)~(5)をお伝えしていきます。
正直、大問1(1)~(5)を1問でも落としているようでは
C問題を採用している学校には絶対に合格できないことを断言しておきます。
また、B問題を採用している学校を受験予定の人も大問1は解けるのでぜひ解いてみましょう!
大問1(1)
これは大丈夫でしょう。
符号間違いにだけ注意すれば特に問題ないかと思います。
上の解き方は基本的な解き方です。
これ以外にも、もう1つ解き方がありますのでぜひ考えてください。
ヒントは、x=5ー2√3の両辺を2乗することですね。
この解き方は、高校で習ったような気がします。
大問1(2)
これも問題ないかと思います。
個人的に、分数や小数にして、計算ミスを誘うような問題にしてほしいところですね。
ただ、答えが出たところで終わってほしくない問題ですね。
必ず、答えが合っているか確認しましょう。
入試本番は思っている以上に緊張します。
普段しないようなミスだって起こりえます。
だからこそ、ミスを減らす作業をするのではなく、ミスを見つける作業が大事になってきます。
よって、答えが出たら、元の式に代入して必ず確かめましょう。
大問1(3)
これくらいなら頭の中で因数分解ができてしまう人も多かったのではないでしょうか。
ただ、ミスを減らすことを考えて、Mに置き換えるやり方をおすすめします。
大問1(4)
やっと少し考える問題が出てきました。
ただ、これも学校のワークや塾のワークでよく見かける問題です。
よって、何も考えずに解いてしまう人も多いでしょうね。
とりあえず、比較しやすくするために何をすればできるのかを考えましょう。
この意識を持つことは非常に大切です。
数学が得意な人は、何が分かれば解くことができるのかを常に考えています。
大問1(5)
個人的には普通の解き方なのですが、あまり解説に見たことがないですね。
縦(a)は1~6、横(2b)は2,4,6,8,10,12という風に書かせていただきました。
横をこのようにすることによって、非常に解きやすくなります。
また、2bではなくa+2bのようになっていたとしても同じように解くことができます。
このやり方はぜひ覚えてほしいやり方です。
しかし、このようなやり方で解こうとする生徒がほとんどいないんですよね。
多くの生徒は樹形図で解くんですよね。
何でみんな樹形図が大好きなんだろう笑
逆をいえば、僕が表が大好きなだけかもしれませんね笑
今回は大問1(1)~(5)をお伝えしました。
この問題が難しいと感じた方で、C問題採用校を受験予定の方は別の学校を考えた方がいいかもしれません。
数学が苦手であっても、ここは絶対に落とせないからです 。
それでも、受験したいって人は難しいと思った単元の内容を今すぐ復習しましょう。
これから少しずつ公開していきますので、参考になる方が1人でもいれば嬉しいです。
数ある中の1つの意見として読んでいただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2019年大阪公立入試数学B問題の解説を見たい方はこちらをどうぞ。