どうも、塾講師のこうです。
今年度に行われた大阪府公立入試問題の解き方を少しずつ僕なりにお伝えしたいと思います。
なるべく、誰が見ても分かりやすいように書いていこうと思います。
手書きの画像で公開していきますので、見にくいところがあるかもしれませんがご理解ください。
※字が汚いのは自覚しているので、クレームは受け付けません笑
少しでも、中学生の手助けになればなと思います。
大問3(1)
この問題は、少し拍子抜けの問題でしたね。
A問題であれば、ありかなと思います。
しかし、B問題でこれはないかなと思いました。
っていうことで、これを解けなければ数学B問題採用校で合格は難しいかもしれませんね。
大問3
大阪では、証明は数学BCにおいて記述式になっております。
証明問題は敬遠されがちですが、比較的決まった内容が出ることが多いです。
それなのに、敬遠されるのは記述の証明を解く練習量が足りないのが原因だと思います。
さて、この証明は、比較的解きやすかったのではないでしょうか。
数学が得意ではない教え子もこの証明は、できたと言っていました。
二等辺三角形の底角が等しい、平行なので錯角が等しいという比較的よく出るパターンでしたので取り組みやすい問題だったと思います。
一応、別解を用意しました。
僕は最初、こちら解法で解いておりましたが、先ほどの方が模範解答としては良いと思います。また、公式に公開されている模範解答も先ほどものとほぼ同じです。
大問3(3)①
このような問題を解けるようになるには、まず、先を見据えながら解けるようになる必要があると思います。
たとえば、
自販機でジュースを買いたい。
↓
ジュースを買うためにボタンを押せばいい
↓
ボタンを押せるようになるためにお金を入れなければならない
このような感じでしょうか。
今の状況を打開するために、次に何をすればいいのか。
これさえ気づけばこのような問題は解けるようになります。
では、どうやって気づけるようになるのか。
それは、問題を多く解いて経験していくしかないと思います。
ただ、このときに何が分かれば解けるのかを意識しながら解くことがとても大事になってきます。
解き方に関しては、画像に書いてある通りです。
ただ、最後の答えを導き出す計算は工夫して計算してほしいと思ったので載せておきます。
地道に計算していくのもいいですが、ミスが出る恐れがあるのでなるべく工夫して計算してほしいところですね。ぜひ参考にしてほしいなと思います。
大問3(3)②
これは少し難易度が高めかなと思います。
よって、数学が苦手な人は少し考えてできなければ、捨ててもいいのではないかなと思います。
入試当日に、粘って全部解こうとするのも大切です。
しかし、そのせいで
このあとの簡単な問題が解けなかったら?
粘って解いたせいで、見直しができなかった。だから、最初の計算ミスに気付けなかったら?
そもそも、問題を見たらある程度自分が解ける問題なのかどうかは分かるようになってきているはずです。
全く考えずに諦めるのはどうかと思いますが、思い切ってさっさと諦めて捨てるのもありだと思います。
高校入試は、同じレベルの人が受験します。
ということは、自分が解けなければ周りも解けない可能性が非常に高いです。
みんなが解けている問題を解けていれば落ちることはないのです。
つまり、ミスしなければいいので、難しいと感じる問題に時間をかけるよりそれ以外の部分でミスをしないようにする方が良いですね。
今回は大問3をお伝えしました。
毎年、このような平面図形の問題は出ていますね。
しかし、少し難易度が高めなのでここでしっかり解けていれば合格できる可能性がグーッと高くなると思います。
また、平面図形の問題が苦手な人は、与えられた条件を図に書き込みません。
頭の中でできるなら、本当に天才だと思います。
以前の塾でほとんど頭の中で出来てしまう天才的な生徒に出会ったことがありますが、その生徒以外に会ったことありません。
むしろ、これから先出会わないような気さえしています笑
だから、まず、図に書き込む作業をしましょう。
書き込むだけで解けなくても構いません。
書き込もうとする最初の1歩が解けるようになる第一歩なんですから。
これから少しずつ公開していきますので、参考になる方が1人でもいれば嬉しいです。
数ある中の1つの意見として読んでいただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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