どうも、塾講師のこうです。
僕は数年前まで3年間、とある進学塾で算数・数学を小中学生に指導していました。
僕自身、勉強ができる講師とかではありませんでした。
だからこそ、授業の予習や準備はしっかりやってました。
勉学ですごい人には勝てないのを自覚していましたので笑
でも、生徒の成績の実績では負けていなかったと思います。
では、
どうやって他のすごいベテラン講師陣に負けない実績を生むことができていたのか
をお伝えしたいと思います。
- 授業で何が苦手なのかを把握する
- 5分程度で終わる確認テストを毎回の授業で実施
- 採点をし、コメントを記入した上で返却
- 満点解答になるまで、何度でも再提出
- 指導している生徒全員が偏差値50以上&生徒の成績の実績で1位獲得
- まとめ
授業で何が苦手なのかを把握する
塾で指導している人であれば、当たり前であると思いますが
生徒が何を苦手をしているのか把握する必要があります。
これを把握していない指導者が担当の場合、替えてもらうか、今すぐやめるべきですね。
個別指導の場合、簡単に把握ができる思います。
個別指導で、把握できていない場合はかなりヤバいですね笑
集団指導の場合は一人一人把握するのは難しいです。
でも、生徒の反応が悪ければ、クラス全体として理解できてないなくらいは分かりますね。
ただ、指導1年目の初めとかは余裕がなくて反応を感じ取る余裕がありませんでしたね笑
5分程度で終わる確認テストを毎回の授業で実施
前日の授業で反応が悪かった問題や宿題に出した問題を含めた確認テストを作成しました。
ただ、1から問題を作るのではなく、授業で解説をした問題や宿題で出した問題をスキャンしてパソコンで編集して作ってましたね。
全部で30分くらいで作成できます。
制限時間も設定して、生徒には集中してやってもらうことを意識してました。
授業で理解して、宿題で理解を深めて、確認テストで覚えていく流れですね。
これで大体3回ほど繰り返すので、しっかり成績が上がる流れを作っています。
採点をし、コメントを記入した上で返却
採点自体は、少し甘めに採点していました。
この確認テストは、点数を取ることが目的ではなく定着させることが目的なので。
また、生徒の意欲を落としたくないのも理由の1つですね。
答えが合っていても、途中式がダメな場合はこの部分は「こうやって解答した方がいい!でも、他はよくできていたよ!」
途中式が完璧で計算ミスで間違っている場合は、「おしい!でも、他は完ぺきだったよ!」
全部完璧な場合は、「great!!」や「good!!」
などのコメントを少しでも書くようにしていました。
僕自身、些細なことでも褒められるのは嬉しかったので
生徒にもなるべく褒める回数を作るようにはしていました。
大体1時間くらいかかってましたね。
満点解答になるまで、何度でも再提出
1発で満点の解答が書ければ素晴らしすぎますよね!
ただ、なかなか難しいですよね。
でも、間違っているのにただ返却するとできないまんまですよね。
だから、全員の点数をメモして満点解答になるまで必ず提出させていました。
生徒にとったら恐怖の確認テストだったかもしれないですね笑
満点解答がなかなか作れなくて2,3枚まとめて提出する生徒もいましたね笑
なかなか提出しない場合は、新しい用紙を渡して必ず提出させていました笑
指導している生徒全員が偏差値50以上&生徒の成績の実績で1位獲得
進学塾って、ある一定の期間ごとに塾内でテストがあるんですよ。
その塾内のテストで指導している生徒全員(50名くらい)が偏差値50以上を達成したんです!
これってまあまあすごいんですよ!
進学塾は学校で比較的できる子しかいないので、
その中で偏差値50ってことは真ん中以上に全員がいるってことですからね!
また、塾講師の中でも生徒の成績を一番上げましたっていうランキングがあるんですよね。
その中で、すごいベテラン講師(全員で200人くらい)がいる中で1番を頂いたこともあります。
ただ、特に表彰とかなく、退職しようって思いを増幅させる機会でもありましたね笑
合格実績が良ければ、表彰とかあるのに・・・。
しかも、勝手に確認テストをするなと逆に怒られたりしましたからね笑
塾を経営されている方は講師を大事にしてくださいね!
まとめ
確認テストによって、記憶がより定着し成績が向上します。
たまに確認テストをするのではなく、
毎回確認テストをすることでより一層効果が高まります。
また、
満点解答をしっかり作成することも大事です。
今回は、成績をもっと上げたい中学生や保護者の皆様に向けて書かせていただきました。
数ある中の1つの意見として読んでいただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。